6月1日に最後までいた雌の子ヤギがいなくなると、朝夕の乳搾りとミルクの加工に追われました。直後のこのころは1日4.5リットルくらいも出ました。カッテージチーズは勿論、ヨーグルターを日に何回転もさせてヨーグルトを作り、濾したサワークリームでスコーンを焼いたりしました。懐かしがるかなと思って娘に送ってやると、左下の写真を送って来ました。スポンジケーキにたっぷりのサワークリームと、ブルーベリーや苺のジャムなど、子供のときからの定番です。忙しいのでしょう。こんなふうに紙コップに作り置いて、ふたりで食べて3日でなくなっちゃったと書かれていました。
腰麻痺の予防1回目を済ませました。長年獣医さんに注射して貰っていたのが、自分で液体の薬を背中にたらす方法に変えて2年目になります。 陽除けに這わせた藤がマイマイ蛾にやられて右のようになってしまいました。
7・8月
人間の世の中はコロナ禍の真最中のオリンピック・パラリンピック。そしてわが家も、21年一緒に暮らした義母が義兄のところに行って1年8ヶ月で亡くなって、お骨になって帰って来ました。 でもヤギさんの夏の暮らしは淡々と、黙々と食べミルクを出し、日陰で反芻する変らない毎日。一時期レースのようになった藤も、一か月後には復活して日陰を作ってくれました。 搾乳時には、好きな餌をあげ、首輪も無いまま搾ることのできる良い子です。
昨年、隣村のヤギ飼いさんに作ってもらったアブキャッチャーが、今年も活躍しました。1日でこんなに! ヤギが悲鳴を上げて、小屋から運動場へと走り回ることが無くなりました。アクリル板の下に勢いよく入りこみ、ぶつかって石鹸水の中に落ちる仕掛けです。素晴らしいです。
暑いうちは一歩も外に出なかったヤギさんが、楽しそうに散歩ができる季節になりました。コロナ禍で仕事が減って、散歩にいく時間を惜しまなくてもよいのでいので、ヤギには嬉しい時期となりました。ミルクはまだ3リットルを維持しています。
うちから歩いて行かれるスカイスポーツパーク。帰省中の娘が、写真をいっぱい撮ってくれました。
木陰が気持ちのよい山道の散歩。前日には敷料の藁を今年も軽トラいっぱい貰いにいきました。
交配も無事に終え、散歩の楽しい季節