ちかごろのヤギさん
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NO.62
2021.9.17
   
6月
この春の子ヤギの誕生はこちら→
2021.6.4

 6月1日に最後までいた雌の子ヤギがいなくなると、朝夕の乳搾りとミルクの加工に追われました。直後のこのころは1日4.5リットルくらいも出ました。カッテージチーズは勿論、ヨーグルターを日に何回転もさせてヨーグルトを作り、濾したサワークリームでスコーンを焼いたりしました。懐かしがるかなと思って娘に送ってやると、左下の写真を送って来ました。スポンジケーキにたっぷりのサワークリームと、ブルーベリーや苺のジャムなど、子供のときからの定番です。忙しいのでしょう。こんなふうに紙コップに作り置いて、ふたりで食べて3日でなくなっちゃったと書かれていました。

2021.6.11
 以前、ヘイキューブなど農協で頼んだ飼料を配達してくれて、いつもヤギに声をかけてくれるAさんのFaceBookからお借りしました。飲んでいるのは勿論ニコのミルク。今は別の仕事で来られますが、庭で話していたら、なんとこれまでヤギミルクを飲んだことがなかった事がわかったのです。さっそく冷蔵庫に取りに行って飲んでもらいました。写真を撮ってとスマホを渡されて、その日のうちに御本人のFaceBookに掲載してくれました。このころは、ほんとうに熱中症になりそうな暑い日がありました。一気に飲み干し、「元気回復!」って書いてくれて嬉しいです。
 
   
2021.6.13
 乳量がなかなか下がらず、まだ1日2回絞っている頃、とにかく食べる食べるヤギさんと散歩に行きました。子ヤギのいない、乳搾り後の、のんびりとした散歩です。
 蚊がではじめ、ヤギ小屋にも蚊取線香をたきましたが、家の中では昨年村の陶芸教室で作った、ヤギの蚊取線香用の香炉を焚きました。ちょっとヤギがけむそう、、、。
2021.6.20

 腰麻痺の予防1回目を済ませました。長年獣医さんに注射して貰っていたのが、自分で液体の薬を背中にたらす方法に変えて2年目になります。
 陽除けに這わせた藤がマイマイ蛾にやられて右のようになってしまいました。

 
 やっと1日一回の乳搾りにした7月2日、3リットル以上ありました。

7・8月

2021.7.28

 人間の世の中はコロナ禍の真最中のオリンピック・パラリンピック。そしてわが家も、21年一緒に暮らした義母が義兄のところに行って1年8ヶ月で亡くなって、お骨になって帰って来ました。
 でもヤギさんの夏の暮らしは淡々と、黙々と食べミルクを出し、日陰で反芻する変らない毎日。一時期レースのようになった藤も、一か月後には復活して日陰を作ってくれました。
 搾乳時には、好きな餌をあげ、首輪も無いまま搾ることのできる良い子です。

   
2021.8.18

  昨年、隣村のヤギ飼いさんに作ってもらったアブキャッチャーが、今年も活躍しました。1日でこんなに! ヤギが悲鳴を上げて、小屋から運動場へと走り回ることが無くなりました。アクリル板の下に勢いよく入りこみ、ぶつかって石鹸水の中に落ちる仕掛けです。素晴らしいです。

   
2021.8.18
 この日のオンラインヤギ勉強会はお二人の獣医さんが講師でした。通知をいただいても、都合で参加できない事もありましたが、何かしら新しいことや確認できる事があるので、ヤギを飼っている間はまた参加したいと思っています。
 この夏もクリームチーズのかわりにサワークリームをつかったベイクドチーズケーキをよく焼きました。ミルクがたくさんでるヤギ飼いさんにお勧めです。ネットでレシピがいくらでも見られますので試して下さい。 私はヨーグルト1リットルを越したサワークリームに卵2個と薄力粉大さじ1杯、砂糖半カップ、レモン汁少々で作っています。
 9月

 暑いうちは一歩も外に出なかったヤギさんが、楽しそうに散歩ができる季節になりました。コロナ禍で仕事が減って、散歩にいく時間を惜しまなくてもよいのでいので、ヤギには嬉しい時期となりました。ミルクはまだ3リットルを維持しています。

 
2021.9.17

 うちから歩いて行かれるスカイスポーツパーク。帰省中の娘が、写真をいっぱい撮ってくれました。

   
2021.9.24

木陰が気持ちのよい山道の散歩。前日には敷料の藁を今年も軽トラいっぱい貰いにいきました。

   
10・11月

交配も無事に終え、散歩の楽しい季節

 10月・11月はの親戚のじいじや家族といっぱい散歩をしました。
 10月19日の夜から今年2回目のしっかりした発情が来て、翌日暗くなってから雄ヤギが来てくれました。その翌日もけっこう鳴いたので、やや不安がありましたが、3週後静かでした。出産は3月のお彼岸の頃、ちょっと早めです。 
 11月は、冬の餌集めの時期、声をかけてもらって、サツマイモのツル、いんげんのツル、大豆や小豆の豆殻、大根葉など、ヤギ1頭には十分な量を今年も確保出来ました。
乳量は11月に入ると2リットルに11月末には1リットル半くらいになりました。秋のミルクは濃くなって、甘みも増します。
12月
2021.12.14  離れた飼料置き場が鹿の被害にあうようになって、家のまわりのあちこちに、 大根葉や野沢菜を干しました。今年も「ヤギさんに」と、きれいに干した大根葉ニンジン葉をたくさん頂きました。
 朝マイナス6度になりました。
 
2021.12.18
 前日夕方から雪になりました。炭焼き小屋の移転と、炭焼の再開に終われて、12月は散歩をする事なくヤギさんは氷に閉じ込められてしまいました。このあとの年末年始も久々の厳しい寒波。クリスマスに最後のミルクを搾り、お腹が大きくなる前にと、爪を切りました。春までがんばって食べ過ぎに注意して耐えようね。暇だからと、小屋を囲った板をかじらないでね。