NO.34
日帰りのできる開催地だったため、朝暗いうちに搾乳を済ませ、ヤギには餌をいっぱい与えて、夫と車で会場に向かいました。お出迎えの看板ヤギさん・・狭いところに入れられてご苦労さま。 基調講演も事例報告も皆サミットでなくては聞かれない内容でした。「何故ヤギなのかー特に国防的観点から」は、食糧としての山羊の重要性を説く興味深いお話でした。茨城大学農学部の放牧地内での放射性物質の調査から得られた報告も、当初の目的を超えた価値のあるものでした。またいわき動物介在教育研究所所長の鈴木さんの発表も、今後に大いに期待できる楽しいものでした。ヤギを通して世の中が見えたり、世の中の変遷からヤギの価値を見直したり、自分が乳用ヤギを30年近くも飼い続けていることがちょっとだけ誇らしくなれるサミットです。 来年は広島だそうです。可能ならヤギグッズを持って、懇親会や現地見学会にも参加したいなあと思っています。
2012年10月21日 ヤギ小屋の上にそびえるケヤキが色づいてきました。
2012年10月23日 ヤギさんを4泊預かってもらうため運搬
2012年11月2日 発情ヤギさん--交配しました。
昨年ヤギの「自家中毒」に、えーっ!!と思ったのが、今年は「つわり」だなんて・・・確かに妊娠すると乳量は落ちる傾向があります。乳量が落ちると食べる量も落ち、何とはなく食べ方が変わったと感じたりもするのですが、「つわり」の症状がこのようにはっきり出たのは初めてです。乳牛などでは、「つわり」と獣医さんが判断することがあるようですので、ヤギにあってもおかしくはないでしょう。今年は年内くらいは搾乳しようと思っていたのですが、思いがけない事態になりました。他の原因ということもないとは言えないので様子を見ていますが、どう見てもつわりヤギなのです。乳を出さないのだから、自分の体を維持するだけなら、栄養は足りていると思えるくらいには食べています。人間のつわりも人によってさまざまですから・・(私もありましたが、軽い方でした。)まあ、つわりなら時期が来れば良くなるから病気でなければよしとしましょう。つわりやぎさんはひなたぼっこの時間が長いです。
11/11