ちかごろのヤギさん
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NO.64
 
6〜8月

7月9日にヨウマヒ予防薬(今季2回目)を首から背に沿って垂らしました。

サワークリームのクラッカー

もりもり食べてたくさんのミルクを出す時期、ミルクは人気のおやつあれこれに変身して、ヤギさんはますますかわいく、感謝でいっぱいです。

 
 8月15日 暑いさなかも乳量はほぼ3リットルを維持しました。
   
8月25日

 5年生になった姪の子が、じいじと二人で電車でやってきました。ヤギさんとは仲良しですが、いつも子ヤギのいるときに来るため、これまで乳しぼりをする機会がありませんでした。ヤギさんの乳を搾りたいと言うので「朝、6時に起きて支度をしてきたらね!」と言ったら、翌朝きちんと時間通りに支度をしてヤギ小屋にやってきました。はじめての時は、たいてい乳房を握る力が弱くてうまくミルクが搾れません。きゅっとつかむと痛いと思うのですね。ミルクが戻らないようにつかんだらしっかり握って下に引っ張る様教えると、ジューっと音を立てて、ポットの中にミルクが入りました。上手でした。この時期は暑くてアブが多くて散歩には行かれませんでしたが、来年も、又夏休みにいらっしゃいね!!

   
   
9月

 9月22日 やっと草を食べに連れ出せる気候になりました。このころ、ヤギミルクのヨーグルトをたくさん入れて練った生地でよくパンを焼きました。しっとりとして風味の良いパンになりました。

   
 
   
10月

 散歩の楽しい季節になりました。
10月8日と9日は、前山はまるでうちの庭のようで、思い思いに歩いたり、走ったり、遊んだり、食べたりでした。
賑やかが去った10日ニコがしっかり鳴きました。夜中もよく泣きました。3週後に交配と決め、静かになった11日から、置いて行かれた親戚のじいじと2週間、お迎えが来るまで毎日散歩をしました。

 下旬になると炭焼きや、冬餌用のサツマイモのつる集めなどが始まり、コロナで静かだった昨年、一昨年と違って、飼い主は久々に気ぜわしく、変わらないマイペースのヤギさんがうらやましく思えました。このころのミルクの量は2リットルくらいで安定して搾りました。

 10月31日、前回の発情からきっちり3週、しっかり鳴いて尾を振り、暗くなってから、若いオスヤギ君が来てくれました。出産の予定は4月1日〜3日かな。

   
   
11月
 山が色づき落ち葉を拾って食べながら散歩する季節となりました。気候が良いので一人でも良く散歩をしました。大勢いるときはよく歩くのに、私だけの時はおいしいもののところで動かなくなることが良くあります。見えなくなってしばらくすると、トットコ走ってきますが、時間がかかるので、忙しいとつい「きょうはおやすみ!」となってしまいます。
 11月26・27と、コロナの影響で2年間お休みだった山羊サミットが奄美大島で開かれましたが、残念ながら参加は見送りました。来年はどこかなあ、いかれるかなあ。

 私以外の人が一人でもいると、ヤギさんは楽しそうに歩きます。認知症のじいじもヤギさんとだと、楽しく歩けます。
 11月21日 交配から3週、鳴きませんでした。交配成功です。
 11月24日に結構強い霜が降りて、桑の葉がほぼ散ってしまいました。一日置いてしまうと鹿がきれいに食べてしまうので「行こう!」と。ヤギと競って大袋に桑の葉を拾い集めました。

 今年は、冬餌用のサツマイモのツルをたくさんいただきました。これまで軽トラと乗用車と2台の暮らしだったを、6月に4人乗り軽トラ=デッキバンに変えたのですがよく働きます。草を集める時期も、荷台が深いので困ることなく、むしろ、出かけた先でどこでもヤギのエサを刈ってて帰ることができるようになって、わざわざ草刈りに行くことがほとんどなくなりました。サツマイモのつるや、マメガラ、ワラなど大量に運ぶので、軽トラはヤギ飼いに不可欠だと思っていましたが、生活スタイルの簡素化大成功でした。
 上の冬餌用掘立小屋は、ヤギの運動場の下にありますが、サツマイモのツルといんげんのツルを押し込んだ後、周りを竹や木の枝で鹿に食べられないよう囲いました。こちらも大成功。

   
12月

 10月下旬から5か月間くらい間に合うだけの冬餌を用意するのは結構な仕事です。12月は本格的に冬餌を食べ始める時期ですが、それでもまだ12月の中旬くらいまでは、くずリンゴや、大根葉等集まるものもあるし、ヤギのミルクをいつも届けている人は、決まって大根葉や人参葉を干して届くてくれます。リンゴは15コンテナ以上もいただいたので、ヤギや鶏を飼う友人に届けたり、たくさん加工して、春まで人もヤギもいただきす。さらに今年はヤギさんにと巨大な大根も山ほどいただいて、ヤギはもちろんですが、私は初めて切り干し大根なんか作ってみました。あんまりおいしいので、無くなるとまた作り、食べきれないからと人にあげ、また形を変えて何かが帰ってくるという、小さな自家用菜園しかやってないのに、カボチャにネギ、ジャガイモ、白菜、ブロッコリー、ながいも・・・と、野菜はほとんど買わずに、ヤギさんに食べさせてもらっている感じなのです。
 12月18日に寒さ対策用の板を張って小屋の裏側を塞ぎました。昨冬は比較的暖かかったので、南側三角形の窓は開放のまま冬を越しましたが、今季はどうでしょう。
 12月20日、ミルクは1リットルちょうどになりました。年内に乾乳に入ろうと思いましたが、年明けまで延ばすことにしました。お正月にはお客もあるので、ミルクがあればうれしいです!
 ヘイキューブは補助的に、年間通じて農協から時々購入していますが、その値段が高くなってびっくり。ロシアによるウクライナの戦争の影響で軒並み食品も光熱費も値上がりしていますが、たくさん飼育されているヤギ飼いさんで飼料を購入している人は大変なことだと思います。

 今年はホワイトクリスマスになりました。まだヤギのお腹は目立つほど大きくはなく、ミルクの量も減ったので、与えるエサを少し減らし、しばらくは人もヤギものんびりとこもり生活を楽しみます。