ちかごろのヤギさん
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NO.43

 
7/12
 
 7月〜8月は、アブが多いためヤギさんの散歩はお休み。草を刈ってきて草架に思いっきり入れてやると、食べた後は、運動場や小屋の涼しい場所で反芻しています。ミルクを毎日2リットル出す時期なので、食べる草の量は半端ではありません。
 毎日のようにアイスクリームを作りました。かき混ぜるのを忘れて氷のようになってしまうのに懲りて、ついにアイスクリームメーカーを買いました。サワークリームを使ったケーキもよく作りました。もちろん毎朝のヨーグルトが一番。来る人はみなヤギさんに挨拶してくれます。。
9月に入って早朝や訪問客があった時に散歩ができるようになりました。一緒に散歩する人に、すりよったり、草を食べる表情もうれしそう!

9/24

10/2

 10月に入ると散歩の時に、青い草よりも、木の葉や落ち葉を拾って食べるます。運動場にはらはらと舞う、けやきや柿の落ち葉も結構食べていますし、サツマイモのツルやいんげんのツルも集まるこの時期は、草刈の手間がぐんと減ります。敷き藁は上旬のうちにしっかりと集まりました。高齢になってきた近所のおじいさんにいつまでも頼ってはいけないと思い、自分で友人の田から軽トラに一山積んできましたが、毎年お世話になっているおじいさんは今年も例年通りトラックに積んできてくれました。10月下旬からはまた冬餌集め、「豆をこいだから取りにおいでとか」、「大根の葉っぱを畑に広げて置いてあるよ」などと声がかかると飛んでいきます。30年もヤギ飼いをしていると、本当にどこからかヤギの餌がやってくると思えるくらい、ヤギ飼いを助けてくれる優しい人たちに囲まれていて、感謝の秋となっています。

10/12.13 山形大学農学部 鶴岡キャンパス
第16回全国山羊サミットin山形
心を育み、食を支え、環境を守るヤギ飼養

 今年も山羊サミットに行ってきました。夫と、春にうちから子ヤギを引き取って行った新米ヤギ飼い夫妻と、4人連れで参加しました。
  基調講演は「アジア・オーストララシア乳用山羊学会の現況と日本の役割」という演目。続く話題提供も午後には分科会となる盛況でした。山羊を飼育している鶴岡市の小学校の子どもたちとお母さんたちも発表に合わせて押しかけてくれました。
  ヤギグッズは、たくさん用意できませんでしたが、受付スペースの片隅に机をお借りして販売しました。久々に、はたかおりさんも、3.11の義捐ポストカードやカレンダーなどを一緒に並べて、義援金分の合計は10,760円となりました。購入していただいた皆さんありがとうございました。
  夜の温海温泉での交流会も、2日目は屋外キャンパスで、山羊飼養セミナーでは詰め切りや人工授精の実演。そしてヤギ肉の試食が素晴らしかったです。4頭のヤギを、学生さんたちがいも煮、燻製、焼き肉にしてふるまってくれました。炊きたての新米もおいしくて、朝ごはんを食べて間もないのに、おかわりをしてしまいました。触れ合いコーナーでは子ヤギが愛嬌をふりまいていました。
 留守の間は、交配でお世話になっているメリーランドさんに山羊さんを預けましたが、搾乳の時期でも心配なく、山羊もすっかり慣れた様子でした。長い期間でも安心して留守にできます。
 山羊にひかれてサミットめぐり、来年は那須だそうです。行かれますように。

   
10/26
交配しました。
来春出産予定は3月26〜30日頃
 発情ヤギさんは、前日の朝から夜中もづっと鳴きました。メリーランドさんには鳴き出してすぐに連絡しました。翌朝、霧の中にいつの間にか運搬車がいるのに気付き、あわてて行ってみると、「もう済ませた!」と言われてしまいました。が、2頭連れてきていたので、若いほうのオスヤギにも挑戦してもらいました。かわいいオスヤギで、見た目も姉さん女房といった感じ。最初のオスヤギとどちらの種かわからないけれど、尾を良く振っていて、最高にいい状態の時でしたから間違いなく妊娠したでしょう。
10月も、もうおしまい。ヤギ小屋と運動場を覆うケヤキの黄色い葉もまばらになりました。搾乳は一日おきになりました。一回に1.5リットルくらい。毎朝飲むヨーグルトと、紅茶に入れたり、ちょっと料理に使ったりには足りる量ですが、妊娠ヤギさんですし、来春は6産目のヤギさんなので、早めに閑乳期に入ろうと思います。まだ、寒さは緩く、やぎさんには一番穏やかな季節かもしれません。ヤギ小屋の運動場内にある柿の木の実が、小さいけれど結構甘くなりました。村内のあちこちで柿の木に熊が登った形跡が出ています。この部落内でも熊が出没しているとの情報があり、もし熊が来たら、山羊はどうするかしらと考えたりするこの頃です。熊には来てほしくないですね。
10/30

 まだしばらくは、 青草も、落ち葉も、おいしい季節  2014.11/06