ちかごろのヤギさん
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NO.52
2017.1/21
2017.1/9

 たくさんの豆ガラと、サツマイモのツル、大根・人参の干葉などに加え、はじめてゴマ殻を刻んだものを大きな袋にいっぱい頂き、どれもおいしそうに食べ、小屋の中で今年も春を待ちました。例年と違うのは、出産の予定が3月上旬だということ。雪が解けるのを今か今かと待って、やっと3月5日に一日かけて堆肥を出しました。

 2017.3/5

 小屋の周りは日当たりが良いので雪が解けましたが、堆肥を積む山際はご覧のとおりまだ雪が残っていて、雪をどけるのに一仕事、運搬機も坂を滑りながらの作業でした。夫が作業ができなくなってからはたいてい私が一人で、ぽっくらぽっくらと一日かけてこの作業をしていますが、何歳くらいまでできるかなあと思うことがあります。この日は天気もよく暖かでしたが、まだまだ氷点下になることの多い時期、出産はやはり、4月に入ってからのほうが良いとつくづく思いました。大きなおなかのヤギさんは人の作業の邪魔をするのが好きです。夕方、きれいな敷き藁をたっぷり敷くと、待ってましたとばかりその上によっこらしょっと座り込むヤギさん。何とか間に合いました!!

 2017.3/8

 凍えるような夜中に子ヤギ3頭を産みました。昨年と同様3頭ともメスで驚きました。8産目だったので心配しましたが、思いのほか安産でした。(子ヤギの成長記録をご覧ください。)

2017.3/12
2017.3/19

2017.4/3

 1ヶ月を過ぎた4月11日、思いもしない事がおこりました。(経過は子ヤギの誕生記録をご覧ください。)母ヤギが大腸菌性乳房炎(壊疽性)になりました。可能な限り手当てをし、子ヤギの面倒を見ましたが、後になってほんとうによく越えられたと思いました。 大腸菌はヤギのいるところ、どこにでもあります。母ヤギが子ヤギに片方の乳房を吸わせるのを嫌がり、1週間くらい搾ったり押さえつけて飲ませたりして、様子を見ながら対応していました。これまでもそのようなことはたびたびあっても、乳房炎になってしまったことは一度もありませんでした。獣医さんは、母ヤギが高齢で、3頭の子ヤギを育てることのストレスがあったかな、と言っていました。
 壊死した乳房がミイラのようになってぶら下がっていたのが、やがて剥がれ落ちて、見た目の痛々しさも遠のきました。一時下痢がひどくなった子ヤギたちも、4月のうちにすっかり回復し、5月中旬にはみんな旅立っていきました。子ヤギがいなくなり、乳房がひとつになったヤギさんは、かってなくのんびりとすごしています。 日にミルク3リットルだったのが700から800mリットルに、食べる量もぐんと減りました。加工には足らないけれど、毎朝のヨーグルトには間に合います。ミルクを待っていた人たちには「ごめんなさい」。

2017.4/11
2017.5/7
2017.5/13
2017.6/13  

 親戚のじいじがしばらく滞在中、自分のリハビリのため、毎日ヤギさんと散歩をしました。ヤギさんおっぱいがひとつで軽そう。