ちかごろのヤギさん
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NO.66
 
5・6月

 子ヤギがいなくなって、毎日ミルクを3リットル近く搾るさ中、以前ヤギを飼っていた友人が、ヤギミルが欲しいというイタリア出身、ドイツでも長く生活してきた女性を連れてきて、それ以後毎月一回くらいのペースでヤギミルクやヨーグルト等と、彼女が焼いた素晴らしいドイツのパン等との物々交換が始まりました。また、別の友人の家に滞在していた外国のお友達が訪ねてきて一緒にお散歩したり、食事をしたり、国際色豊かなヤギさんとの交流がありました。

7月19日

 一人、仕事がお休みの時は、犬とゆっくりできるので帰省する娘。すっかりなじみの仲良し散歩です。このころはスリムなヤギさん。

 
9月14日

 9月に入ってもなかなか涼しくなりませんでした。風通しの良い小屋の中で、もっぱら草架の草を食べ続けるヤギさんは、相変わらずスリムです。

 
9月17日

 夏休みに、コロナの影響で来そこなった小学6年生の二人。姪の子とその友達が、連休を使って三重県から二人旅でやってきました。まるで夏のような暑さの中、ヤギさんと散歩。その夜に同じ道をさらに登り、頂上からスカイスポーツパークまで、真っ暗な山道を明かり無しで歩きました。昼間の散歩は、アブ対策のハエたたきをもって!

 
 
  
10月15日
 さすがにこのころは涼しくなって、雨も少なく、散歩が気持ちの良い毎日でした。春と秋にしばしの滞在が好例になっている親戚のじいじ。日本中あちこちで熊の出没・被害情報が相次いでいるため、大きな声を出しながら、毎日散歩をしました。
  

 

 

 

 

 

 
10月23日
 朝夕は冷え込むようになりました。このころも相変わらず、熊を警戒して大きな声を出しながらの散歩でした。ヤギさんはそんな心配をよそに、楽しくおいしい散歩にごきげん。風で落ちた桑やクヌギの葉を食べたりしていると、歩きが滞ります。
   
10月30日

 予定通り、前回からきっちり3週で発情がきました。この日のできるだけ遅くか、翌朝早くにとお願いしたら、夜8時ごろに来てくれました。昨年のかわいいオスヤギ君が、立派になっていました。

 車から降りて小屋に入り、背中にのっかって、はい!という感じで、さっさと引き上げていきましたが、りっぱ!3週後、鳴きませんでした。予定日は4月1日!!

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11月5日
 残暑が続き、紅葉はいまいちでしたが、イチョウやモミジはそれなりに色づいて、秋の名残のいっとき。人間はヤギさんの冬餌厚めに忙しい時期です。今年もサワークリームを使ったチーズケーキを良く焼きました。ヤギさんにと山のようにもらう傷リンゴも大活躍。果実酒用の大びんに2本、大き目のカットのままリンゴ煮にしました。そのほかにも、白菜、キャベツ、サツマイモ、大豆、いんげん、大根、ニンジン、ヤギさんにともらう時に、人にもたくさんいただいて、自分の野菜作りが手抜きになってきています。だって、自分の作った野菜より、ヤギさんにといただいたもののほうが立派なのですから。

11月19日

初雪になりました。ミルクは2リットルを切るようになりました。

12月6日
 色々あって炭焼き開始が遅れましたが、何とか年内にドラム缶窯で4回焼きました。この日は無煙炭火器で竹炭を焼きました。器具も、労力も提供してくれる貴重な友人のおかげで、3年続けて竹炭を焼いて、役立っています。ヤギ小屋の敷料の下にこの炭の細かいのを撒くと、梅雨の時期にも臭いがほとんど気になりません。ヤギの堆肥とともに、畑の土壌改良にも使っています。10月から4月まで、火鉢やアンカ、食卓でも、炭を欠かさない暮らしになって6年目ですが、短時間で火力の欲しいときにこの竹炭が活躍します。
   
12月中旬
 年内に搾乳を終えるかどうか、乳量によって決めますが、まだ1リットルくらい出ていましたので、お正月には人も来るし、乾乳はお正月明けにしようと決めました。それで今のうちにと、ヨーグルトを漉してサワークリームをたくさん作り置きました。たまにはスポンジケーキを焼いてリンゴ煮とサンドしたり、チーズケーキにさらにサワークリームをコーティングしたりして、たくさんの人に食べてもらいました。
 
12月29日
 年末年始、帰省した娘と犬との散歩。雪はありませんが、もう青い草は硬くておいしそうでないものがわずかににあるだけ。少し前までは見向きもしなかったそんな草も、ヤギさんはおいしそうに食べます。もちろん傷んでいない落ち葉もごちそうです。もう熊の出る心配はないとしても、やっぱりだれか人が来ているのでないとなかなか散歩に行かれませんでした。
12月30日

 実は夏にヤギさんの草を刈っていて滑って足をひねってから、づっと調子の悪かった膝が、この頃痛みがひどくなっていました。ちょっとした故障があっても、1・2か月ですっかり直るのがこれまででしたが、遂に病院にも行きました。レントゲン写真を見て、医者が、「すごっく減っているねえ」と言いました。もっとひどくなったらヤギ飼いも出来なくなるかもしれないと、ちょっと暗い気分になったりしましたが、ニコでヤギ飼いをやめるかどうか考えないことにしました。筋トレをしたり、作業はできるだけ無理をしないで、今ヤギさんと暮らせていることを最大限楽しく過ごそうと思います。
 娘に!「いつもヤギさんのすてきな写真をいっぱいとってくれてありがとう。」