朝夕は寒くなってきたけれど、まだ草は青々としています。クズの葉をつるごととって草かに投げ入れても、2頭だとあっという間に平らげてしまいます。お盆の頃に母ヤギが乳房にひどい怪我をし、完治までほぼ一ヶ月かかりました。
乳が張ってくると、傷口がぱっくりと割れてそこからミルクがぽたぽたとこぼれる程の深い切り傷でした。出血は傷を発見した時にはすでに無く(半日くらいは経っていたと思います。)、嫌がらずに乳搾りをさせてくれたので、こまめに乳を搾って傷口が開かないようにしました。化膿しないようにその都度消毒をして、小屋もおが屑やワラを大目に敷いて清潔を保ちました。ヤギは本当に痛みに強い動物です。
2頭分の草集めや、仕事やら、忙しくしている間に、こやぎはどんどん大きくなりました。母ヤギは乳房の怪我のため搾乳の回数を増やしたので、一時、1日2リットルまで乳量が増えました。
紅葉が始まり、朝は霧が巻くようになりました。母ヤギの乳量は今は1日1リットル位。 日の出が遅くなり、ヤギ達も7時近くまでのんびりと横になっていることがあります。 霜が降りるまでは青草をたくさん食べます。
急斜面の運動場が落ち葉で埋まる季節です。前日は母子で発情。子ヤギの「みちる」の方がしっかりと鳴いて、しっかりと尾をふりふりしました。二日鳴いて疲れた様子!