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2024.04.01
 3月31日夜明け前、心配をよそに安産でした。
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3月30日、予備陣痛は来たけれど
 ニコは落ち着かない様子の一日でした。生まれるかなあと思って飼い主も一日行ったり来たりしたけれど、予備陣痛のみの確認でこの日は産まれませんでした。明るいうちに電灯やタオルなどを用意して遅くに床に就きました。
 
3月31日、夜明け前の出産

 午前3時、ニコの鳴き声で目を覚ましヤギ小屋にとんでいきました。4時までの間に、次々と3頭生まれました。メス、オス、メスの順番で、7産目も、心配したよりずっと安産でした。最初の子ヤギは小さくて立つのに時間がかかり、ミルクを吸えないのに、口だけをチュッチュと吸う格好にしているのがかわいくて、夫が初めて、子ヤギの名前を付けたのですが、この子に「チュッチュ」と名付けました。次に生まれたオスは体格が良くてミルクの飲みっぷりもよく、真ん中のオスなので「マオ」3番目のメスは、活発な感じてミエーミエーと鳴いたので「ミエ」になりました。「チュチュ」も少し手助けして初乳を飲みましたし、ニコは、ベテラン母さんヤギの落ち着いた様子で子ヤギの面倒を見ていました。飼い主は敷き藁を足したりニコに味噌汁を飲ませて餌を補充し、再びベッドに戻りました。昨年は一頭で余裕だったけれど、3頭の子育ては大変です。ニコ、よろしくお願いします。頑張ってね!

夜が明けて 
 上左からまだへその緒をぶら下げている「チュチュ」両顎にスズのある「マオ」利発な感じの「ミエ」。後産も確認して片付けました。「チュチュ」も自分でミルクを飲んで、3頭とも健康そうです。天候のせいで、産前の散歩が思うように出来なかったので、この春の出産には不安がありましたが、ニコも食欲があり、おっぱいが張って、感謝しかありません。夕方子ヤギが飲み残したミルクを少し絞ってカッテージチーズにしました。
2日目(上4月1日)
 この日、親戚の家族4人と犬1匹が子ヤギに会いにやってきました。
3・4日目(4月2・3日)
 まだ散歩には行かれないけれど、小屋に入ってなでなでしたり、抱っこして記念写真を撮ったりました。同じ集落の家族も、お孫さんを連れてやってきてヤギ小屋が賑やかでした。ニコは知らない人が小屋に入って子ヤギたちをかまっても、やさしく見守ってくれます。乳しぼりの時に、綱を掛けないでも搾れるというと、みんなびっくりするような、人に慣れたヤギです。3日は一日中雨、子ヤギたちは人間のお付き合いをし、おっぱいを飲んであとは寝てました。


5日目(4月4日)
 3泊した親戚が帰る日に娘が犬を連れて入れ替わりにやってきました。娘は子ヤギが散歩できる頃を見計らって来て、いつも子ヤギの写真や動画をいっぱいとってくれます。よろしく!

6日目(4月5日)
 子ヤギたちと初散歩に行きました。3頭の集団になると散歩しているうちにどんどんと活発に動くようになりました。小さめだったチュチュもよくとんだり、はねたりするようになりました。オスのマオが、おバカ男子の典型のような動きをしていました。ニコは犬とも慣れていて落ち着いた態度で、ゆっくりゆっくり、時々子ヤギぎを呼んだりしながら歩いていました。これからだんだんと子ヤギが活発になってきます。ミルクを吸う量も増えるし、7産目のニコの負担が少しでも軽くなるよう、できるだけ散歩に連れ出してやろうと思います。散歩から帰ると、子ヤギが疲れて休むのでヤギ小屋は静か、ニコもゆっくりとくつろげる時間になります。子ヤギの動画もまた、暇のある時に編集してUPしたいと思います。


7日目(4月6日)
 この日の朝の散歩では、マオが元気なところを見せまくって「ハアハア」していました。お昼過ぎに、村の子ども集団がお母さん二人と子ヤギに会いに来ました。小さい子が抱っこできる大きさで、ニコが気にしないので、小屋に入ってこやぎと存分に触れ合いました。お母さんにも草をあげたりしました。この日は別の友人も子ヤギに会いに来て、一日中子ヤギはモテモテでした。ずっとこんな大きさだったら、家にいつまでも置いておきたいと、いつも思います。
溶け込む子とおっかながる子と、ヤギも人も性格いろいろ。
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