2010年子ヤギの誕生記録-1 
1
2
3 4

 交配より150日目、朝から様子が普段と少し違ったので、「今日か明日だな」と思っていました。好きな草を与えても食べずに横になったり、立ったままじっとしていましたが、お腹は見ていて分るほど動いていました。
 陣痛を知らせる声を出したので行ってみた時にはもう前足と鼻が見えていました。一頭目を産んで数分で次の子も出てきました。母ヤギの体はしっかりしていたし運動も良くさせていたので、大丈夫とはおもっていましたが、長いヤギ飼いの経験の中でも最も安産の方でした。さらにメス2頭の出産はなんと初めてのことです。(メス3頭ということはありました。)
子ヤギは2頭ともしっかりしていて自分で初乳を飲み、母ヤギはとにかく良く子ヤギの面倒をみます。後産も1時間半くらいで確認できました。「お疲れ様」と味噌をぬるま湯でといた味噌スープをあげると嬉しそうに飲みました。
子ヤギは2頭とも無角のようです。毛がもこもこしたちょっとボーとした感じの子に「モモコ」、足が長く、きりりとしたかんじの子に、藤が花盛りだったので「フジコ」と名づけました。

藤の花が満開の暖かな日でしたが、夜は冷え込みました。人間の夕飯に恒例のお赤飯を炊きました。
ほんとのヤギトップへもどる