やぎさんいます
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no.23    小菅沼・ヤギの杜  富山 2008.12./11(2016年4月更新)
 一昔まえには千枚近く棚田があった小菅沼は、今は限界集落になってしまいました。その集落で3頭の山羊が飼われたのがはじまりでした。集落農作物をサルの被害から守ろうと2007年に試され、成果があったため、国の補助を得ながら翌年の年の春、生後約3カ月のオス1頭とメス2頭が放牧されました。雪が降るまで放牧し集落内の小屋で越冬、春になったらまた放牧しています。2008年と2012年にその様子を紹介しました。2016年にはホームページができたのでリンクしました。さまざまな活動の中心に、いつもヤギさんがいます。

訪問しました。 2016年

ホームページができました。2016年


小春日和のメイ クーちゃんは、時々頭が抜けなくて鳴いて皆を呼びつけます。

 おばあちゃん達が刈り取ってもってきたくずの葉を
夢中で食べています。




冬の間は小屋ですごします。新居に移って、沢山雪が積もっても大丈夫。


引越しの朝、大根葉を食べるやぎさんたち

 

 区長さん初め、地域のコウリャク隊の方たち。ヤギを見に来る人たちもいて、休憩用のあずま屋やベンチ、ヤギ用の小屋も建てました。グループの名前は「ヤギの杜」と決まりました。
限界集落にヤギが来たことで、皆さんの顔は明るく、日常は忙しくなったことでしょう。「小菅沼のヤギさんたち、活躍してくださいねー」
(コウリャク隊=この地域の方言で助っ人と言う意味)


 2009. 8

ヤギがいることで少しづつにぎやかな風景が見られるようになリました。自然との共存を目指して緩やかに頑張っている小菅沼のその後です。

 2月にオス1頭、4月にオス1頭産まれました。名前は、タロとジロ。名付け親の小学生は毎週会いにきてくれます。能登からシバヤギのオス1頭を頂き紹介者からメスのシバヤギを提供してもらい小菅沼のヤギは、7頭になりました。又期間を設けて長野の佐久牧場より舌刈コーリャク隊として5頭を受け入れ急傾斜地の雑草舌刈を試みています。総勢12頭います。週末はヤギ一筋?の生活になっています。当地魚津は大河ドラマ天地人効果で山城跡のある小菅沼への訪問者が多く、足を止めてヤギ達と触れ合う場になっています。

放牧前: :  ヤギさんたちはここを基とし周辺の斜面に移動して繋留しながらの舌刈をしてくれています。

1週後:  おみごと!ときどきロープがからまって動くことできなかったり、はずれたりで四十八苦することあります。

 耕作放棄地の復元にむけてひまわりの種を蒔き花が咲き揃った8月初旬観賞会を開催しました。フォトコンテストではヤギ達もモデルの一員でした。
左: 牧場の斜面を利用して車が衝突した塀の石をもらい側面に積んで炭焼き窯造りも・・

 自然との共存を目指してどうぞ緩やかに長く頑張ってくださいね。 (YYおばさん)  

その後