やぎさんいます
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no.20 「楽農家」樋口さんちのヤギさん / 1   2へ
大分県  2007.1月

1年半前に東京から大分の山間に移住した64歳,、自称楽農家(らくのうか)」樋口さんのやぎさんたちです。東京ではミニ商社を経営していました。若いころからとにかくチャレンジ精神旺盛だったようで、たった一年半の田舎暮らしの間に、して来たことには驚くばかりです。2007年1月現在ザーネン、シバヤギ、トカラヤギを各1頭飼っています。3頭とも春には出産の予定で、もちろん全部飼う予定!



ザーネン1頭と黒いトカラヤギを交換する前はザーネンが2頭とシバヤギ1頭でした。


シバヤギの「どんぐり」(2歳)は、訪れるひとたちのアイドルで、被毛が茶褐色なのでたびたび鹿に間違われます。


日本ザーネンの「カエデ」(3歳)。頭の上や耳の後などをかいてやると恍惚として、いつも愛撫をせがみます。がばっと抱え込んで腹をさすってやるのもお気に入り。


06年の暮れにザーネンと交換したトカラヤギの「もも」(2歳)。ほとんどまっくろな容姿・風貌の見かけに 反して、おとなしく従順です。

乳搾りは搾乳台で。爪切りもここでします。

 家畜飼育経験がなかったので、ヤギでもニワトリでも”師匠”と呼ばれるひとをつくり、そのひとたちの農作業を手伝ったり、人脈を紹介してもらったりして、短期間に驚くほどの知識を得、多くを経験しました。ヤギの種付け、生まれたオスの扱い、販路、牧草、乾草、敷き藁、籾殻など皆そのようにして習得、解決してきました。「アンタは玖珠(くす)町に来てから1年半しか経たないのに、私より顔が広いよ」と地元の人に言われるほどだそうです。

 さらに独創的で例えば、作業の効率化を考え畝の通路を1m空けたり、畑の真ん中に軽トラックが通れる車道を作ったり、120坪ぐらいある花壇の中に樹木を植えたり、 除草を軽減するために杉の皮のチップを2トン車で4台入れたり・・・。 今では「わしらにはそんな発想はできない」と興味を持つひとが現れ、「グリーンツーリズムに入らないか」と声もかかるし、「町の里山まつりの乳搾り体験にヤギを出品してくれないか」と要請されたりです。今後の活躍に期待しましょう。


2007年5月
ドングリの子生後11日3頭ともメス!!
カエデと子ヤギ生後6日オス、メス
預かっているザーネンの母子
餌箱で眠るドングリの子
 この春に生まれた子ヤギを含め、10頭のヤギを飼育しています。15頭くらい飼育するつもりだそうです。楽しみですね。


2007年9月

転居のためヤギを手放したいと頼まれ引き取ることになった4頭.。 
ザーネン(右搾乳中)
(下)アルパインとザーネンの雑種オスとメス(搾乳中)とその子山羊
アルパイン系のメスヤギは、ザーネンと違い、
巨乳でも乳房が垂れ下がっていないため搾乳しやすいそうです。


2008年2月16日 生まれました。 

 樋口さんの「親友」だというドングリは三年続けての出産で、初めての年は2頭、2年目が3頭で今年は1頭でした。 予定より6日早い出産でした。

生まれた子ヤギの名は「ココナツ」
初乳を飲んで安心!


生まれた翌日