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2023年4月1日夕方 
 朝から落ち着かない様子で、陰部も赤みを帯びて膨らんでいたので、お昼から午後早い時間には産むだろうと思ったのですが、なかなか気配がありませんでした。午後になっても結構食欲があってしっかりと陣痛を確認したのは夕方4時ごろ。5時近くなってやっと一頭生まれました。が、産んだ後はしゃらっとている・・・・結局40年に近いヤギ飼いの中で、オスが一頭という初めての経験になりました。後産の確認も暗くなる前に出来ました。「一頭なら子育て楽だよねえ」とか「オスかあ!」とか「6産目だからねえ」とか、皮肉にも聞こえる言葉かけをしたりしてしまうほど、あっけない分娩でした。ニコも時に他の子はどこ?と藁をかき分けておりものをなめたりして、子どもを探すようなしぐさをすることがありました。なんといっても一頭ですから、きれいに舐めてあげるのもミルクをあげるのもらくちんです。飼い主も、暗くなる前に夜になるかもしれないと用意した電球を引き上げて、「よろしくね!」と引き上げました。
  なんだか朝から行ったり来たりの気苦労で疲れた感じがしました。ニコはどちらかと言えば体格は小さめのザーネンですから、年を考えると、素晴らしい出産と言えるのかもしれません。子ヤギのいるうちにきっと遊びに来る一人っ子の男性の名前を付けました。マモル!です。

2日目(4月2日)

 桜の花が満開の美しい朝です。子ヤギは親から離れず、鳴き声さえ出しません。ミルクを争って飲む必要もなく、子ヤギだけで遊ぶこともないので、母ヤギが子ヤギを呼んだりりもしません。ヤギ小屋がすごーーく静かです。予想通り、ニコがらくちん子育てしてます。
 写真を見ての通り、マモルの頭は真ん丸で角の出る気配はなし。除角の必要がなくて、よかった!

 

3日目(4月3日)
 朝行くと、ニコがかわいくてかわいくて仕方ないお母さんの顔していました。
 やはり1頭だと飲み切れず乳房が張ってきました。夕方ミルクを搾ると、1リットル近くありました。この時期のミルクはは飼い主にはうれしい!!

4日目(4月4日)
 たくさん子どものいる村の2家族がお花見をした後に寄ってくれました。生れたばかりの子ヤギはかわいいし、小さいから抱っこできます。子どもたちは母ヤギに草をあげたり、ミルクも味見しました。もう少し子ヤギが大きくなったら、山の上まで散歩に行こうと約束しました。子ヤギより野性的な子どもたちです。!!
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