やぎさんいます
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NO.2
福間さんちのヤギさんたち 島根県松江市
2011. 12. 11
 
メイちゃん 2002年3月13日生

 2003年、3月からヤギを飼い始めた福間さんちには、現在、3頭の黒山羊と少しまだらもようがある白い山羊が1頭。計4頭のヤギさんたちが、ゆったりと暮らしています。小さいオスのクロちゃんは交配のためお借りしてきたのですが、来たのが4ヶ月くらい、日増しにたくましくなっていますので・・・さて来春の出産はどうでしょう?? 山羊の種類は韓国産黒山羊とトカラ山羊のミックスで、大きさはシバ山羊くらいだそうです。
「山羊の世話は毎日それなりに手間がかかります。 でも、少しも苦に感じたことはなく、山羊の持つ不思議パワーに日々楽しく暮らすことができます。」と言う福間さんには、どうも山羊のパワーが乗り移ったようです。今、動物取扱責任者取得を 目指しがんばっている最中、「我が家をふれあい動物園の場所として提供できたら・・」と、 山羊のいるたのしい暮らしと夢が広がっています。

ヤギを飼うことになったいきさつをお聞きしました。
 「TVで山羊の出ている番組を見ました。日本テレビのTOKIOが出ているダッシュ村の八木橋の姿を見ていた頃でしょうか? 何故か心がざわざわしました。 20年近く勤めていたサラリーマン生活にピリオドを打ち、自営業を始めた事で 家にいることができる様になり、これをいい機会だと思い山羊のいる場所に片っ端から電話をかけて探しましたが、9月だったこともあり、見つかりませんでした。
 ところが翌春になって、ある高校から譲ってもいいと言うことでメイをもらいました。もうすぐ1歳になろうかという黒山羊でした。 子山羊だとばかり思っていたのですが、おまけに山羊=白いと言うイメージとは全く違う 黒山羊さんとの対面に、びっくりした事を思い出します。
後から気がついたのですが、メイはその時臨月で妊娠しており我が家に来て1ヶ月ほど で母山羊になりました。おまけつきの山羊家族の誕生です^^」
それ以来春は子ヤギの季節となり、子ヤギもそのまま飼ったり、里子に出したり、ずっとにぎやかヤギ家族です。

母子ヤギ(上)メイちゃんとゆき ゆき(右 2005年春生 )
 

  交配の目的でお借りしたクロちゃん(左)
モカのお母さんのさくらも2006年に生まれたゆきの子で、たくさんの子ヤギを生みました。さくらは今年(2011年)の春に、おなかに3頭の子ヤギを抱えたまま分娩かなわずに亡くなるという悲しい経験をされています。たくさんのヤギを何年も飼育して毎年のように交配をして、いろんなことがありましたが、ヤギさんも飼い主もめげないのが素晴らしいです。さまざまな経験がブログに記録されています。ぜひご覧ください。  →ブログへ
淡い色のモカ (メス2010年生)
 
 
2006年
少し前のやぎさんたちです。
2010年

2006年にゆきが生んだ子ヤギ(写真上)の茶色の方がさくらです。
2010年の春にはそのさくら(左下の母ヤギ)とメイとゆき3頭が出産しました。(下左のクリーム色の子がモカ、そのとなりの除角済みの子(オス)はゆきの子です。)母ヤギにも子ヤギにも個性があって、こんな風に母親が違っても寄り添って眠る子ヤギや、どの子も面倒みる母ヤギなど、1シーズンに1頭のヤギの出産だけしかない私には体験できない感動がいっぱいありますね。

 

子ヤギを離す時期に、1リットル近くも搾乳できたり、両親共真っ黒なやぎさんからも、どんな色のヤギさんが生まれるかわからないなんて、わくわくしますね。発情は年を越しても来ますから、春にクロちゃんの子を3頭のメスヤギの誰かが産む可能性はあります。期待しています。

福間さんのブログ山羊のいる風景をお見逃しなく!