おしえて?Q&Aこたえます
1
ヤギのことをあまり知らない人に、これまでよく聞かれたこと
2
初めてヤギを飼った人が、よくきくこと
3

こんな時、こんなこと、こんなふうにしてきたこと

4
山羊の病気でこれまでの経験から答えられること
5
これからヤギを飼おうとしている人がよく聞くこと
「乳房炎」
乳の色が黄色みを帯びている

 乳用ザーネンに多く発生します。細菌が乳房内に入り込み炎症を起こし、はれて熱を持ちます。搾った乳が普段よりドロッとした感じだったり、フスマのような色になることでも気づきます。これまでに乳房炎と思われたことが一度ありました。血を吸うハエが異常発生してハエがヤギの乳房にたかり傷が絶えなかった夏です。この時は配合飼料をやめ、一日に3回悪い乳をきれいに搾りきることで回復しましたが、冷シップも効き目があるようです。ひどい場合は抗生物質の投与が必要です。乳房を不潔にしたり傷があったり、ストレスが重なったりが引き金になります。うちのヤギは乳房が大きいため傷つけてしまうことが時々ありますが、そういうときや、搾乳の時間の間が長くなってしまう時、家を空け人に乳搾りを頼んだりするときに心配です。

「食中毒」
口から泡を出している

この症状があれば、食中毒と見て間違いないようです。反芻をせず、食欲も無くなり、緑色の塊を吐き散らしたりすることがあります。毒を体から出すことが大事です。卵白、牛乳、ヤギ乳、灰汁、スポーツドリンクなどを飲ませると効果があるようですが、吐剤、下剤など、薬剤の投与は獣医さんに相談してください。うちでは現在はほとんど草葉を飼い主が投与しているため、基本的には毒草を与えることは無く、また十分な餌を与えていれば、混じっていても食べません。主にけい留飼いをしていた時も食中毒と思われたような経験はありませんでした。軽ければ自力で回復しますが、毒になるものを食べてしまうことが無いようにすることが大事。(毒草のページへ)

「下痢」
糞がコロコロでない

 便が水様、泥様で長引いている場合は獣医さんに見てもらうことをお勧めします。子ヤギの場合は死に至ることがよくあります。餌が急に変わったりカビが生えていたり、毒草を食べたりした場合のほか、寄生虫による場合、高温多湿など環境によるなど、原因を突き止めて早い時期に改善することが大切です。下痢症の経験はありませんが、まれに鹿の子状態の糞をすることがあります。冬に乾草やマメガラばかり食べていたのが、青草が存分に食べられるようになって、水分の多い草や野菜クズをたくさん食べたときなどによくおこります。繊維質の多いもの、乾草を与えることですぐにまたコロコロの糞になります。

「腰麻痺」
ヤギが立てない

前触れも無くヤギが立てなくなったら、おそらくヨウマヒにかかったと思われます。食欲はあるのに、いくらか元気が無い、と思っているうちにふらふらした歩き方になり立つことができなくなるといった状態から、寝たままになるものなど症状に差はあります。日本ザーネンは、予防をしなければこの病気になる確率が高く、かかってしまうと、回復が難しい病気です。蚊が媒体となっておこる病気のため、予防をしてください。  (Q&Aヨウマヒの予防へ)

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