NO.4 ヤギ の 物語など
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マヤと子やぎ
(東京書籍株式会社)
ラメーシュ・ビカル
テーク・ビール・ムキヤー画
張替恵子訳
(現代アジア児童文学選2/アジア地域共同出版計画会議企画/ユネスコ・アジア文化センター編/ネパール/松岡享子 監訳)









  ヒマラヤ山脈のふもとに住む、マヤという小さな女の子と、マヤのだいじな二匹の友達のおはなしです。
 ミューンと呼ぶ元気でいたずら好きな子やぎは、マヤが学校へ行っている間にさくを抜け出して、ジャッカルにつかまってしまいます。犬のカイレがジャッカルを追い払いますが、傷ついたミューンは歩けません。マヤはあちこちをさがしまわり、やっと薄暗くなったジャングルのなかで二匹を見つけます。写真は、さしえです。本の題名「ノイのクジラつり」の中の一話です。  


ヒツジとヤギ

 ネパールの 小学校3年 旧課程「マヘンドラ・マーラー」(社会)の教科書にのっていたおはなしです。
 川にかかる丸木橋を両岸からヒツジがやってきて、ばったり出会います。ヒツジは角を突きあい二頭とも橋の下へ・・・。
 次に両岸からヤギがやってきて、ばったり出会います。ヤギはどうしたと思いますか?
短いおはなしで、全文を紹介しているホームページにリンクしています。    
こちらからどうぞ→
 写真は、さしえです。

やぎが育てた赤ん坊
(汐文社) 
土屋美智子 作
石井 勉 画





 ゲンコの3人のあんちゃんは戦争に行きました。一郎あんちゃんの赤ん坊サチは、ヤギのお乳を飲んで育ちます。ヤギの世話は,ゲンコの仕事でした。軍国少女だったゲンコが,、「ダイアナ」というヤギの名前を変えろといわれて、反発を感じるようになります。戦争があった時代のたくさんの悲しみの中でも、薬が手に入らないためにサチがジフテリアで死んでしまった悲しみは、ゲンコには特別でした。・・・ゲンコは自立した女性として成長していきます。  

あつかましいやぎ
(日本エディタースクール
         出版事業部)
A.トルストイほか 再話
河葉田たか子 訳
フィリップ・キイー 画
ロシア民話「動物たちの冬ごもり」の中の一話








 ロシアには動物の民話がたくさんあります。
 日本ではあまり知られていない、人間味にあふれるお話集のなかに、このあつかましいやぎのお話があります。
とにかくこのやぎは、にくたらしいったらありません。いっぱいたべてもいつもこう言う。「わたしのおなかはぺっこぺこ」
人なつっこくて愛すべきやぎが時折ちらと見せる、
自分本位で、わがままで、人をバカにしたような態度が、きっとこんなおはなしを生んだのでしょう。  

きよちゃんはやぎがかり
(草土文化出版/
     おはなしこんにちは) 
長崎源之助 
遠藤てるよ  絵

  なんにもしゃべらないきよちゃんが、カナリア幼稚園にやってきます。やぎもうさぎもにわとりもいる幼稚園で、動物の大好きなきよちゃんは大よろこび。やさしい先生やこどもたちにささえられながら成長するきよちゃんは、ついにやぎがかりになります。