ヤギ飼いのすすめ
やぎさん工房からの私的メッセージ

2002年春・記 / 2004年冬・改訂 / 2012年秋改訂

最初に飼った、りっぱなヤギ「はな」(1985年夏)
いろんなことを教えてくれた思い出のヤギ。
ヤギは犬の次に家畜として古くから人とともに生きてきた動物です。
40年前までは、ここらへんの農家の多くが,ごくあたりまえにヤギを飼っていました。50歳を超える友人の多くは「ヤギの乳で育った。」と、親しみを持って語ってくれます。ところが30歳代の若いお母さん達やさらに若い青年達がわが家に来て「わーっ、ヤギ!」と声をあげたりします。ヤギは、ふれあい動物園などにいる動物で、「幻の家畜」になってしまったようです。
私どもがヤギを飼い始めたのは1980年代でした。都会から移り住んで、百姓も禄に出来ないのにとにかく畑をやり、ヤギや鶏を飼い、物つくり家業の屋号も「やぎさん工房」として、理想に比べると中途半端な山暮らしではありましたが、人に助けられ、笑われながら細々とやってこられたのはヤギのおかげだと感じています。 たかがヤギを飼うことでとお思いでしょうか?
いえ、ヤギ飼いは、たかがどころか結構手間のかかるものです。 が、かけた手間以上のものをヤギは私どもには返してくれました。ここ数年ヤギを飼う人がわずかながら増えているのは、世の中全体が文明と引き換えに見失なったものの大きさに気づき始めたからでしょうか?
1987年 春  3匹のヤギとガラガラドン? 
「ユメ」 「アカリ」 「ハコベ」
 「アトピーの子にもヤギのミルクは飲める」というので、乳牛から切り替えて成功している例もあるようですが、やはりヤギは自家用の家畜として最も価値があると思います。
 自家用の畑をやっている方たちが、あいた家畜小屋や納屋が在りながら、一頭のヤギが肥料の大半をまかなってくれるにもかかわらず、ヤギ飼いを忘れてしまったことは残念でなりません。

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